2021年8月上旬
アメリカは学校の夏休みが長いんですよね。
MBA留学の夫の場合、5月上旬~8月一杯の4カ月弱・・・ながっ!
5月末に車を手に入れた我が家、初めての泊りがけロードトリップが、この夏休みのナイアガラ2泊3日の旅でした。
ピッツバーグからナイアガラフォールズの町までは車で4時間ほど。
ロードトリップ初心者としては、ちょうどいい距離でしょうか?
旅程はこんな感じ。
1日目 ピッツバーグ→エリー湖(休憩)→ナイアガラの滝
2日目 霧の乙女号、展望台、ピクニック
3日目 ファッション・アウトレッツ・オブ・ナイアガラ・フォールズ →ピッツバーグ
ちなみに、当初カナダ側まで行くつもりで2泊3日にしていたのですが、途中で行けないことに気が付いて(*)アメリカ側のみで2泊3日過ごしたので、かなりゆったりと観光できる旅程となりました。
*コロナの影響でカナダへの不要不急の入国が長いこと規制されていたのですが、2021年8月のこのタイミングで、観光目的での入国ができるようになったのです。それを見込んで旅を計画したのですが、旅の最中に、その規制緩和の対象がアメリカ市民かアメリカ永住権保持者のみであることに気がつき・・・カナダへの入国は断念したのでした。笑
1日目 ピッツバーグ→エリー湖(休憩)→ナイアガラの滝
朝家を出て、途中休憩がてらにエリー湖に寄ってみました。
エリー湖は北米五大湖のひとつで、ピッツバーグから2時間ちょいのところにあります。
ちなみに 英語でLake Erieと表記、発音は「イぃリぃー」なんですよね。エリーと言っても全然通じませぬ。
Erieに着いたは良いが、何も調べてこなかったのでどこをどう観光すればいいのかイマイチ分からず・・・結局、エリー湖畔にあるMarirottでトイレを拝借して、、湖畔沿いを少し歩いてリフレッシュして終了。
この頃はまだ、ハイウェイに点在するレストエリアを利用することに慣れておらず、走行中に看板を発見するものの入り逃してトイレに行きそびれるという感じだったので、やむなくホテルのをお借りしました。笑
その後無事にナイアガラフォールズ市のホテルまで到着!
宿は Comfort Inn The Pointe という格安ホテル。日本にも、コンフォートホテルとして各地に展開していますよね。
Niagara falls state parkのすぐ近くで、滝まで歩いて10分の好立地。
格安なので全然豪華ではありませんが、清潔でした。簡単な朝食もついていて良かったです。(普段はブッフェ形式だそうですがコロナのため一人ずつバーガー的なもの+リンゴorオレンジ+マフィンorプロテインバーの入った紙袋を配布されました。)
昼過ぎにホテルに着いたら息子がお昼寝開始したので、そのまま全員で休息。
復活後、3時過ぎにいざ滝へ!
滝壺に到着する前の川沿いからして、とんでもない量の水量と流れの速さ!
滝の周り、というかNiagara falls state park全体、こんな感じで基本的に道は舗装されているしスロープもあってバリアフリーになっているので、ベビーカーでも問題なく動けました。
アメリカ滝の滝壺に到着。すごい水しぶきと轟音!
向こう側に見えるタ高層ビル群はカナダ側です。
ちなみに滝に来るまで知らなったのですが、ナイアガラの滝って3つで構成されているんですよね。アメリカ側から順に、アメリカ滝、ブライダルヴェイル滝、ホースシュー滝。
マップは https://www.niagarafallsstatepark.com/ より拝借しました。
お次は橋を渡ってゴート島に向かいます。
ゴート島から出ているコースを歩いていくと、ルナ島に到着。
ルナ島からは アメリカ滝とブライダル ヴェイル滝を真横から見ることができます。
これはアメリカ滝。吸い込まれそう。
下に見える木道は、風の洞窟ツアー(Cave of the wind)の通り道。
滝壺近くに作られた木道をびしょ濡れになりながら歩くらしいのですが、息子が吹き飛ばされそうなので我々は行きませんでした(たしか年齢制限があった)。
ルナ島を見終わって、次のview pointに行く前に、cave of the windの入り口付近のお店でレモネードを買いました。滝の周辺はかなり蒸し暑くて・・・
生のレモンをその場で絞って作っているっぽくて、おいしかったです。
そこから徒歩10分くらいでしょうか?
Terrapin Pointに着きました。
ホースシューの滝が見える場所です。
ナイアガラの滝と言えばこの滝を連想する人が多いですかね?
霧の乙女号ツアーで行くのもこちらの滝の滝壺です。
馬蹄のように湾曲していて、その滝壺全景が真正面から見えるのはカナダ側。
アメリカ側からだと横?から見る感じ。
柵に近寄って間近で見られます。
全景はよく見えないけど。これはこれで、水しぶきと瀑風を全身で感じて楽しむことができて良いと思います。
濡れることが苦手な夫は(←アンパンマンか)少々しょんぼりとしておりましたが、私は迫力満点でとても楽しめました。
アメリカ滝、ゴート島、ルナ島のメジャーなview pointは2時間ほどで回ることができました。思いのほか時間がかからなかったです。
霧の乙女号と展望台まで回ろうとすると時間切れなので、それは翌日に持ち越し。
その後、夕飯へ。
この日はバッファロー名物のバッファローウィングの老舗"Anchor Bar"で食べようとしたのですが、行ってみたら激混みですごく待たないといけないみたいだったので中止。
ホテル近くのインド料理のフードトラックでテイクアウトしました。
ビリヤニとバターチキンカレーを買って、どちらも美味しいのですが結構な辛さ!
特にビリヤニが激辛で、、、最後まで食べられませんでした(;_;)
アメリカ側のナイアガラフォールズの町は、思いのほか観光地化されておらず、正直ごはんを食べる場所を探すのに苦労しました;;飲食店はあるのですが、いい感じのお店があんまりない感じ。みんなどこでご飯食べるんだろう?
20~30分車を飛ばしてBuffaloまでいけばい選択肢が増えそうな感じでした。
2日目 霧の乙女号、展望台、ピクニック
この日は私が楽しみにしていた霧の乙女号!
中学の英語の教科書に出てきたのよね、Maid of the mist.
アメリカ滝のview pointから少し歩いたところにアトラクション入口があり、展望台と同じ建物に入って、エレベーターで下っていきます。
乗船場所まで下っていく途中、ポンチョを配布されました。
子供用サイズもあり。
いざ出航!
まずはアメリカ滝の横を通過していきます。
すでにすごい迫力。
ホースシュー滝に近づいてきました。
写真だと全然伝わらないんですけど、すごい瀑風と水飛沫、そして揺れ!!!
当たり前だけど、こりゃ滝壺に飲まれたら死ぬなと思いました。
そして、サービス精神旺盛なのか、滝壺滞在時間が長いっ!
もう勘弁してくれ・・・というレベル。笑
滝の雄大さを存分に感じられるワイルドなアトラクションで、私は超大満足。
ナイアガラの滝に来たらこれは乗るべし!とおススメします。(濡れるのが嫌でなければ)
なお、当時1歳1か月だった息子は、夫に抱っこされながら、途中から目を閉じて瞑想の世界に旅経っていました。
参考までに、どんな服装で行ったかといいますと、
濡れるだろうということで、このあとすぐホテルに戻る想定で荷物は最小限。
私は乾きやすい素材のノースリーブ、短パン、ビーサン、かばんは小さなショルダーのみ。息子はどうしようか迷った結果、抱っこ紐なし、海パン+ラッシュガード。
(ベビーカーは我が家は持って行きませんでしたが、船に乗る前にベビーカー置き場がありました。)
滝壺に近づくと、台風みたいな感じで濡れました。
なのでこの格好で良かった。上半身はポンチョで覆われているので首元以外あまり濡れず。一番濡れたのは足元(あと顔面と頭)。スニーカー履いてたらかなり悲惨だと思います。
なお、ポンチョがすごく蒸し暑くて息子が辛そうだったので、途中から息子はポンチョを脱がせて海パン+ラッシュガードのみに。
乗船後、再びエレベーターに乗って帰るのですが、その前に滝の真横に登っていける小道がありました。途中まで行ってみたのですが、地面が岩っぽくて足場が悪く、ビーサン+子連れでは無理と思い、断念しました。
エレベーターで上って、展望台に寄ってから帰りました。
宿に帰って、お昼!
前日に断念したAnchor Barでテイクアウトしてホテルの部屋で食べました。
映えてなくて申し訳ないのですが、写真上が有名なバッファローウィング、下がLoaded Potatoes。
バッファローウィングの注文で致命的なミスをした我々。
何種類もの中から味付けを選べたのですが、よくわからずPlainにしたのです。
これ、バッファローウィングに絡ませるタレのフレーバー選択だったんですね。
Plainにした我々のもとには、チキンの素揚げが届きました(;▽;)・・・
お昼ご飯のあとは息子のお昼寝タイム。
霧の乙女号で疲れたのかいつもより長い昼寝だったので、夕方起きて公園でピクニックしながら夕飯。大人のご飯は、近くのフードトラックでファラフェルサンドをテイクアウトしました。
蒸し暑かったですが、広々としていて気持ちよかったです。
夕飯後は、再びゴート島に行って、夕焼けに染まるナイアガラを鑑賞。
ゆったりと過ごした1日でした。
3日目 ファッション・アウトレッツ・オブ・ナイアガラ・フォールズ →ピッツバーグ
最終日はナイアガラの滝から車で10分ちょいのアウトレットに寄ってショッピング♪
お客さん誰もいない・・・
バナナリパブリックで夫婦とも何着か購入。
セールしててトップスなんかは1着10ドル以下のもたくさん。
空いてていて買い物しやすかった。
その後、無事ピッツバーグの自宅へ帰宅!
初めての泊りがけロードトリップ、無事に行って帰ってこれて良かった。
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おまけ
レストエリア事情について。
アメリカのハイウェイには、日本のサービスエリアみたいに充実した施設はあまり見かけず、トイレのみのこじんまりした施設がときおり現れる感じ。(飲食店が入っている豪華なレストエリアもたま~にありますが。)
ハイウェイを走っていると”REST AREA 〇 MILE” のような青い看板が出てくるので、それが目印。
こんな感じ。トイレと、自販機のみ。
このレストエリアは清潔で、気持ちよく利用できました。
芝生とベンチもある。
レストエリアのほかにも、"FOOD EXIT" といって、ハイウェイを降りたところにMacDonaldなどのファストフードやガソスタが集合している場所につながる出口が頻繁にあるので、そいういうところも利用できます。
以上、ナイアガラの滝(NY州)でした!
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